2001年の1月から6月にかけて書いた「ひとこと」を並べています。よろしければ読んでください。
6月24日
3枚のCDをやっと手に入れることができました。
これらは去年、実際に体験することができた演奏会のライブ録音ですが、それは下の3枚となっています。
・ヴァント&NDRの来日公演
・朝比奈&N響のブル4
・朝比奈&大フィルの「合唱」
それでは軽く寸評などを。
まず1枚目のヴァント爺のCDですが、これは3日間の演奏を編集したもので聞いた限りどの部分がどの日の演奏かほとんどわかりません。(勘で未完成とブル9のスケルツォとコーダ辺りは初日の演奏のような気がしないでもない)
で、その未完成は当日の緊張感までも伝わってくる凝縮されつくした演奏で、一方ブルックナーの方はベルリンフィルとのものなど遙かに凌駕する入魂の演奏と言えるでしょう。(ミュンヘンフィルとのものと比べると若干アラが聞き取れるけど) ただ、あの感動的なオーディエンスの反応がばっさりカットされているのが残念です。
次に朝比奈爺のブル4は、座った席がどうしようもなかったこともありますが、速めのテンポながらどっしりと腰の据わった音をしていてビックリしました。非常に密度の高い、生命力に溢れた演奏です。
技巧的にはまったく不安はなく、第2楽章などは素晴らしい出来ですが、後日大フィルで聞いた演奏に比べると終楽章の爆発力に於いてやや不満を感じなくもない演奏です。
曲が終わったときのどうしようもない「ブラボー」を聞くと編集の中心は2日目の演奏のようです。
最後に朝比奈爺の第9は「あれ? こんな素晴らしい演奏だったっけ」と思うほどの演奏です。私が行ったのは2日目でしたが、失笑が漏れた第3楽章でのホルンソロのミスやテノールとバスの拙い歌唱、なにより楽想間の転換が唐突すぎて断裂感を感じたものが、非常にうまく編集されていました。う〜ん江崎マジック。
その結果、堅固な構成と重量感を併せ持ちながら次へ次へと展開する音楽の生き生きとした進行に魅入られる名演となりました。(正直売り物になるか心配でしたが、杞憂に終わりました。CDって編集のウエイトが大きいんですね)
ちなみに初日の演奏はまったく隙のない、立派な造型をしていますが、同時に面白みにも欠け、音楽の新鮮さでは2日目の方に軍配を上げたいと思います。(ん? レコ芸とは逆ですね)
あ、チェリのリスボンライブですが、アリアCDさんところの50枚、一瞬にして売り切れたそうです。(ひえ〜)
それで慌ててもう50枚発注したら、なんと確保できたそうです。(ひえ〜)
6月17日
アリアCDさんからインフォメーション第8.5号が送られてきました。そこにチェリのリスボンライブのことが記載されてましたが、まさか入荷の顛末が書かれているとは思いませんでした。問合せをした「お客様」って私のことです。アリアCDばんざーい!(自慢話だね、こりゃ)
急ぐんだ、2枚組で2000円也! まだ持っていない人はラストチャンスだと思え!
それにしても50枚って、あるところには結構あるのね。
リンク集に新しく、
・「もお よぉ言わんわっ」(れじぇろさん)
・「朝なに夕なに」(ベルナールさん)
を登録しました。
もういっちょ!
・フルネさん&大阪フィルの定期
・高関さん&大阪センチュリーの定期
も更新しました。
6月9日
今週は3つの演奏会に足を運びましたが、その他のこともあってなかなか更新できません。
とりあえず
奈良交響楽団
は書けましたのでアップします。残りのものも出来次第アップしますので少々お待ち下さい。
6月2日
チェリビダッケ十八番のブルックナー。そのブルックナーのうちでも最高の名演奏と謳われた第8番の演奏、俗に「リスボン・ライブ」と呼ばれるCDがいま再販されています。(再販と言っても実は在庫処分のようですが) そうそう、これはブートレックですよ。はい。
実は2週間ほど前に、私がアリアCDさんに「リスボン・ライブないの?」と問い合わせたら、店長のラスコルさんから「絶盤なんですが、業者に掛け合ってみます」と返事をいただいたばかりだったのです。
このやり取りから10日ほどしての在庫放出なので、マジでラスコルさんが交渉してくれたのでしょう。アリアCDばんざーい。
メーカー側もCD−Rでの発売を企んでいるようなので、渡りに船だったのかもしれません。半年ぐらいで他レーベルから発売するのかな?
え? 結局お前はどうしたのかって? 決まってるじゃないですか、待ちきれなくてヤフオクで落としちゃいましたよ。(……落涙)
もう一日我慢していれば……。高くつきました、グスン。
おまけにこのオークションのことが某巨大掲示板にちょこっと書かれて、少しだけ鬱になった。
なお注文は前出の「アリアCD」の他に、悪魔の店主がいる(笑)「Classic On Line」でも可能ですので、欲しい人はこの際にどうぞ。
もうひとつ、
吉松隆さんの交響曲第4番の初演
のレビューを登録しました。なかなか良いコンサートでしたよ。
5月20日
おまっとさん!
大阪シンフォニカーの定期演奏会
アップしました。
あと、
大阪センチュリー交響楽団 2001/2002年定期演奏会予定一覧
も。
5月16日
わかる人にはわかる話ですが、今月末をもってとあるサイトが閉鎖します。
盲目的な称賛だらけのこのサイト、私はキライだったのですが、異常なくらい速い情報には舌を巻くと同時に非常に重宝させてもらいました。それが閉鎖と聞き、いま一抹の寂しさを感じています。
閉鎖自体は管理人さんが決断したことであり、それはそれで仕方のないことですが、問題はその閉鎖理由です。
要約すると、そのサイトの一部の投稿にとあるオーケストラをこき下ろす内容が含まれており、関係者がショックを受けている、とクレームが付いたことでした。この記事を見て、改めて該当らしい箇所を探しましたが、悪意のないまったく音楽的な事柄についての内容ばかりで目くじらを立てるようなものなどひとつもないと感じました。
“応援”というのは全肯定の意見のみを掲げることではないのです。良かった点も悪かった点も正直に発言してこそファンサイトなんだと思います。
職業的音楽集団が音楽の事について批評を受けるのは当然のことであり、痛い所を突つかれたぐらいで精神的ダメージを受けるくらいなら、人前で演奏することを辞めればいいのです。
楽団員が下手なら落とすべし、企画が拙いなら事務局を刷新すべし、音楽総監督がもうろくしているのなら退任させるべし、ぐらいの意見は甘んじて受ける態度でなくっちゃお話になりません。
余りにも辛辣で思わずへこんだり、腹が立ったりすることもあると思いますが、そんな思いは次のステージで晴らせば良いのです。音楽家は音楽のみで語るべし。
まあ、イチャモンつけた“職業的立場にある方”というのがかなり怪しいんですけど(裏〇連じゃないでしょね(笑))。ここの管理人さんオケにコネクションがあったようですから、関係者らしき人からの文句に驚いてしまったのでしょうか?
こんなのでびびってたらこのページは何回閉鎖しなくちゃならないのでしょうか(笑)。石田工房は風説に流されずマイペースで運営しますので、これからもどうぞよろしくお願いします。
あ、シンフォニカーの批評はもうちょっと待って下さいね。
5月13日
ひさびさにやっちゃった……。
大阪センチュリー ドヴォコン&シベリウス1番
朝比奈&大阪フィル ブルックナー7番
5月6、7日
おじいちゃんズ情報
・ヴァントおじいちゃん
CD発売情報
モーツァルト:セレナード第9番「ポストホルン」
ベートーヴェン:交響曲第4番
演奏 北ドイツ放送交響楽団
2001年4月8、9、10日のどれか(笑)
EN LARME(海賊盤)から発売
コンサート情報
NDR
シューベルト:交響曲第7番「未完成」
ブルックナー:交響曲第9番
2001年7月7、8日、8月24日
NDR
シューベルト:交響曲第5番
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
2001年10月28、29、30日、11月2、4日
ベルリンフィル
ハイドン:交響曲第76番
ブルックナー:交響曲第6番
2002年3月8、9、10日
・朝比奈おじいちゃん
CD発売情報
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
演奏 NHK交響楽団
2000年11月3、4日NHKホール(N響定期公演)
fontecから6月20日発売
その他の情報
ソースはEXTON江崎友淑のホームページですが、朝比奈のおじいちゃんとチェコフィルによるブルックナーを録音する企画がオクタヴィアレコードから上がっているそうです。頬をつねりたくなる話ですけどホント。
チェコフィル来日時を狙っての日本収録との条件(すごいお金がかかるだろうなあ)だそうですが、おじいちゃんは「もう新しいオケはしんどい」と首を縦に振らないそうです。
ぜひとも実現して欲しい企画ですが、おじちゃんの考えも解らんわけでもないし……。う〜ん。
あと今年秋にコバケンとチェコフィルとが録音するブルックナーの8番ですが、なんと年1曲ブルックナーを録音していって行く行くは全集にするそうです。コレニモビックリ。
来年は7番だそうです。大丈夫か?
あ、そうそう「CD菜園s」のベートーベン、更新しました。(7日なにげに3点追加)
5月4日
ゴールデンウィークどうお過ごしですか? 私はこんなの書いてます。
・関西フィルハーモニー管弦楽団 みどりの日コンサート
4月28日
お待たせしました。
・大阪国際フェスティバル 内田光子ピアノリサイタル
・朝比奈隆の軌跡2001 ブルックナー交響曲5番
それと、
・ブロムシュテットとN響のアレ
が更新できましたので、どうぞ。
4月21日
シノーポリ死んじゃった……。
ペーター・マークも……。
4月15日
大フィルのマタイ受難曲と、
ベートーベン「英雄」のCD批評を
アップしました(16日校正。……悪い癖だ)。どうかご覧になって下さい。
4月11日
ヴァント情報
・昨年の来日公演CDは5月23日発売予定(2枚組)
・1月のBPOとのブル8は10月発売予定
とのことです。発売が待ち遠しいです。それまで、
ブルックナー交響曲第8番(ヴァント/NDR)2000年5月《sardana SACD264/5》 海賊盤
で渇きを癒すこととします。(超絶的演奏)
数日前ミュンヘンオペラの来日が発表されましたが、これの発表前だった今月頭に「ヴァントがミュンヘンフィルと再来日する」というデマが流れ、わたくし随分と踊ってしまいました。まったくエイプリルフールってコワイ……。
あとは自分に対するメモ
−2000年−
5月?日 NDR(ブル8番)《サルダナで既出》
9月2日 NDR(ブル8番)《エジンバラ音楽祭》
9月14、15、16日 ミュンヘンpo(ブル8番)《16日に第3楽章途中で倒れた》
11月5、6日 NDR(「未完成」&ブル9番)《6日がスリーゼロで既出》
11月12、13、14日 NDR(「未完成」&ブル9番)《来日公演、BMG5月》
−2001年−
1月20、21、22日 ベルリンpo(ブル8番)《BMG10月》
4月8、9、10日 NDR(「ポストホルン」&ベト4番)
6月(?) NDR(詳細不明)《去年11月定期の振替公演》
9月13、14、15日 ミュンヘンpo(シューベルト5番&ブル4番)《12日公開ゲネプロ》
まあ、こんな感じ。
4月8日
「CD菜園s」更新しました。
ボクはウソツキじゃなかったよー。
……早く5曲目に移りたい。
4月1日
信じられないと思いますが、「CD菜園s」を更新しました。
今回追加されたディスクはベートーベンとニールセンです。
4月1日だからってウソじゃないですよ。
来週もバリバリ更新するから待っててね! (これはウソかもしれない)
3月25日
朝比奈情報
・7/23、25 大フィル(ブルックナー8番) 前売り開始4/15より
・9/9 大フィル札幌公演 曲目決定:ベートーベン「皇帝」&7番
・2002/6月 N響定期 ベートーベン:1&3番
裏取ってませんが、取り敢えず。
3月22日
浅川さ〜ん。今日はお声を掛けて下さり、どうもありがとうございました。
3月18日
コバケン&大フィルのマーラー1番をアップしました。よろしければどうぞ。
3月12日
現在、「CD菜園s」でレビューを書けずにいるCDを列挙してみました。
・ベートーベン 3番
朝比奈/大阪フィル(2000.7.8大阪、23東京) EXTON(OVCL-00026)
ヴァント/北ドイツ放送響(89) RCA(BVCC-37219)
ウェラー/バーミンガム市響(88) CHANDOS(CHAN 7042(5))
宇野/アンサンブルSAKURA(2000) U.R.F.(URFC-0006,7)
カヒッゼ/トビリシ響(?) HDC(LC5642)
クレンペラー/ニューフィルハーモニア(70) Pandora's Box(CDPB 202)
シューリヒト/ウィーンフィル(61) ORFEO(C 538 001 B)
フルトヴェングラー/ベルリンフィル(50.6.20) 独フルトヴェングラー協会(TMK 6949)
プフィッツナー/ベルリンフィル(29) NAXOS(8.110910)
ベーム/ウィーンフィル(73.8.22) ALL KARL BOHM FAN CLUB(Wall 7015)
ベーム/ベルリンフィル(73.9.15) ALL KARL BOHM FAN CLUB(Wall 7016)
マーグ/パドーヴァ管?(94) ARTS(47246-2)
マタチッチ/チェコフィル(59) SUPRAPHON(COCO-70304)
ミュンシュ/ボストン響(57) RCA(BVCC-7903)
メンゲルベルク/コンセルトヘボウ(42?) TAHRA(TAH 391-393)
ヨッホム/コンセルトヘボウ(?) TAHRA(TAH 232-235)
ワルター/シンフォニー・オブ・ジ・エアー(57) Music&Arts(CD-1010)
・シューベルト 未完成
テンシュテット/ロンドン響(84) GNP(GNP 62/64)
フルトヴェングラー/ベルリンフィル(48.10.24) 独フルトヴェングラー協会(TMK 012681)
ボールト/フィルハーモニア(64) BBC LEGENDS(BBCL 4039-2)
ヴァント/ミュンヘンフィル(98.5) saradana(sacd-105/6)
ヴァント/NDR(2000.11.6) "0""0""0"CLASICS(TH 069)
・シベリウス 5番
カラヤン/ベルリンフィル(76.10.16) saradana(sacd-235)
クーセヴィツキー/ボストン響(36) Pearl(GEMM CDS 9408)
チェリビダッケ/スウェーデン放送響(71) GRAMMOPHON(469-072-2)
バルビローリ/ハレ管(57) DUTTON(CDSJB 1018)
ヨエル・レビ/アトランタ響(89or90) TELARC(CD-0246)
・ニールセン 4番
ブロムシュテット/ベルリンフィル(78.12.16) FKM(FKM-CDR-188)
こんなペースで、いったい何時になったら次の曲に行けるのでしょうか? う〜ん。
3月11日
完全に機を逸した話題。もしくは自分へのメモ。
朝比奈&新日本フィルとのブラームス3番を読売響でマーラーを振る予定のセーゲルスタム氏が聞きに来ていたそうです。このデンマークの重鎮指揮者兼作曲家さんは演奏が終わるや否や、ムスッとした顔で席を立ったそうです。
さて、この演奏会を聞けたみなさんはどうでしたか?
2月27日
スゴイことを聞きました。
なんと今年の秋にコバケンがチェコフィルとブルックナーの交響曲第8番を録音するんだそうです。いつになるか判りませんが、EXTONから発売の予定です。
きっとフルトヴェングラーのようにうねりまくった演奏になると思いますが、どうでしょう?
しかし私にとって「コバケンがブルックナー」という話題は驚きではありません。
なぜなら、以前にも書きましたが、99年の5月22日に梅田のタワーレコードで開かれたサイン会で、どうやったら楽器が上手くなりますか? の問いに
「とにかく歌を歌うように弾いて下さい。最初は短い歌から始めて、それをだんだんと長くしていったら、シンフォニーとかをやれるようになります。それで最後にブルックナーとかがやれたら素敵なことです」
と答えたのを聞いていたからです。この時は、マーラーじゃなくてブルックナーを引き合いに出したことに驚きましたが、今にして見るとこの頃からブルックナーの勉強をしていたのだなと思います。
発売が楽しみなCDがひとつ増えました。
2月25日
コバケンと関西フィルとのマーラー、感想をやっとアップしました。
ホントはCD批評の方も更新しようと思っていたのですが、手が回りませんでした。
全部で25枚くらい未掲載のがあるのですが……。
2月18日
コバケンと関西フィルとのマーラーですが、感想文はもう少し待って下さい。
なかなかの熱演で素晴らしい演奏会だったので、すぐにでも書きたいのですが、どうも体調が……。ゴホゴホ。(ホントは牡蠣にあたった)
次の土曜日にはアップしますので、もう少し時間を下さい。
2月9日
朝比奈&大フィルのブルックナーなかなか良かったですよ。
この分だと名古屋公演はかなりの期待が持てそうです。……うらやましいなあ。
今日の定期公演に録音はありませんでしたが、名古屋ではどうでしょうか?
2月7日
クラシック・ニュース(2月2日)で朝比奈御大の14分にわたるインタビューが掲載されています。
その中でも特に面白かったのは、
「今年は演奏回数の少ないブルックナー3番をやるけど、事務局から『やってくれ』と言われたからやるんで、大変だ」
「N響とはブルックナーばっかりだったから、ベートーベンもやらせてくれ、と言ったら1番・3番をやることになった」
「シカゴからベートーベンをやってくれと来たが、向こうへ行ったら2週間以上時間が取られるので、その分国内でやった方が良いと思って断った」
の3点です。個人的にはシカゴ行きの話を断ったのが残念です。
真の巨匠が現在いないアメリカでは、去年のヴァント来日並の騒ぎになると思うのですが、まあ仕方ないですね。
2月3日
さて、そろそろ待望である朝比奈隆のブルックナー交響曲第8番の演奏会が近付いてきました。
最近、お爺ちゃんと大フィルに対していろいろな意見もありますが、私はベームとウィーンフィルとの関係を彷彿とさせていて大変良いと思います。
ともあれ、非常に期待しているコンサートです。
1月14日
年末に発売された「アンサンブルSAKURAの大阪公演」のCDをこのたび手に入れました。
あの時の興奮が甦ってくるようなディスクです。この演奏会の模様は「コンサート道中膝栗毛」に掲載されていますので、このコンサートに足を運んでいない方もよろしければご覧下さい。
なにより会場となったいずみホールの芳醇な響きが見事にとらえられていることが素晴らしいです。あのホール備え付けのマイクからよくこれだけの音を引き出したものだと感心します。高関健&大阪センチュリーのブラームス全集や大阪ハインリッヒ・シュッツ合唱団のライブテープよりもずっと鮮明でした。
芳醇な響きなのに演奏者同士の音は聞きやすい大阪随一(イシハラホールとフェニックスホールと大阪オペラハウスには行ったことないですが)のいずみホールに行ったことのない人はぜひ一度お訪ねになって欲しいと思います。
1月8日
「CD菜園s」更新しました。ニールセンです。
ホントはベートーベンの方をやらなきゃいけないんですが……。10枚以上溜まっています。トホホ。
それに今年中には新しい曲をもう1、2曲追加したいなあ。あちこちのサイトで「なんとたったの4曲」なんて書かれるのにも飽きたしな。
というわけで、乞うご期待。
1月6日
当工房はおかげさまで色々なサイトからリンクしていただいているのですが、その中のひとつに「もお よぉ言わんわっ」があります。関西で塾の先生をしていらっしゃる れじぇろ さんが開設なさっているサイトなんですが、ここは塾で起こった楽しい出来事の掲載を中心としているサイトです。なので誠に残念ですが、音楽サイトではないためリンク集に入れさせていただくことができないのです。(私のなかに内部規格があるんです) でも、
色々HP見るけど、ニールセン4番「不滅」というまあまあマニアックな曲の20枚にも及ぶCDの聴き比べなんかをやってるのは、おそらく世界中でここだけやろうね、きっと。
なんて誉めていただきながら、こちらから何のアクションも起こさないのは人道に反すると思い、せめてここに掲載することと致しました。
れじぇろさんの柔らかい人柄が滲んでくるようなサイトなので、一度訪問してみてはいかがでしょうか?
(追記)もうじき20枚を突破します。
1月5日
今日が仕事始めのひともいるとは思いますが、とりあえず惰眠をむさぼり中です。
「コンサート道中膝栗毛」で在阪4オケの定期公演の予定表をアップしてますが、その中でも大阪フィルと関西フィルがいい感じです。
大阪フィルは朝比奈御大のブルックナーをはじめ、シベリウス、カリンニコフ、マーラー、バッハのマタイ受難曲、ベリオのシンフォニアなど涎じゅるじゅるものが目白押しですね。定期会員続行決定です。
一方、関西フィルもコバケンのマーラー、藤岡さんの吉松、飯守さんのブルックナーなど「おお」と思わせるプログラムがあり、取り敢えず行ってみたい気にさせます。生き残りにかけて、その第1段階は大成功だと思います。
今年は定期公演中心の「コンサート道中膝栗毛」となりそうです。
1月1日
あけまして、おめでとうございます。
今年一年もよろしくお願いいたします。
で、世紀も改まったのに去年の話をして恐縮ですが、年末にやった朝比奈御大の第9どうでした? 私は92才になっても攻めの気持ちを忘れない人だなと思いました。レビューはもう少し待ってね。
話題をもう一つ。EXTONによる御大のベートーベンチクルスですが、このたび第7番が発売されました。驚いたことに9月24日の演奏の他に1999年1月31日に京都コンサートホールで行われた演奏が収録されていました。
この京都での演奏を聞くと、いかに9月24日の演奏がくだらないものだったかよく解ると思います。(終演後のブラボーのなんと寒々しいことよ) このCDを持っている人はぜひ聞き比べてみて下さい。京都の方はもうこのディスクこれっきりなのでなるべく買い求めて欲しいと思います。
でも京都公演の3ヶ月後に行われた「朝比奈隆のベートーベン」はもっと凄かったですよ。