2004年の1月から6月にかけて書いた「ひとこと」を並べています。よろしければ読んでください。
6月27日
ロンドン響が自主制作で出しているCDシリーズの中のひとつ、コリン・デイヴィスとのシベリウス3,7,5,6番を聴きました。
一発勝負のライブ盤なので演奏にはヨレがありますが、これほど心ゆくまで歌いながらシベリウスの交響曲としての造形も見事な演奏は他にありません。特に3番はこの曲の魅力を存分に引き出したもので、数多あるディスクの中でも最上の一角を担う演奏といえます。
それにしてもデイヴィスさん実際に歌いすぎ。往年のバーンスタイン並みです。
そういえば今日、ロンドン響100周年記念のガラコンサートの模様がFMで放送されていましたが、出演メンバーの豪華さにはビックリ。まさか83歳のデイヴ・ブルーベックがピアノを弾くなんて……。(デイヴ・ブルーベックさんとはジャズの名曲テイク・ファイブを作ったひとです)
えーっと、朝比奈隆&新日フィルの新しいブラームス全集を買いましたが、まだ聴けていません(涙)。まあいつものことですが……。
6月20日
ブルックナーの交響曲第8番のアダージョに第1稿と第2稿の中間と言える1.5稿が存在することを知っていますか?
こちらの川崎さんがオーストリアの国立図書館で発見したもので、数年前に4台のエレクトーンと電子パーカッションによって演奏されたことがありましたが(ちなみにCDが出ています→探しやすいGooglのキャッシュはこちらです。演奏自体は誇張無しに極上です)、今回その第1.5稿がオーケストラによってついに世界初演されることとなりました。
2004年9月4日(土)18:30開演
東京芸術劇場大ホール
演奏/東京ニューシティ管弦楽団
指揮/内藤彰
S席:\6,000 A席:\4,500 B席:\3,000
詳しくはこのオケのサイト内にある定期演奏会予告のページにあります。
チケットは既に発売中で、ぴあでも取り扱っています。
ブル好きならたまらないビックイベントです。さあどうしましょう?
6月13日
今週はこれと言ったネタがなく、自身もネタを捻り出す余裕がありません。今週の更新はなし、と言うことで勘弁して下さい。
ハイティンクのブラ1とかベルティーニのマラ4とかC.デイヴィスのシベリウスとか、気になるCDは買ったのですが、今まったく聴けていない状態です。
6月6日
さてお待たせいたしました。
ベルティーニ&都響のマラ9のレビューをアップしましたので、よろしければ読んで下さい。
5月30日
つい先日、素晴らしい演奏をしていったハイティンク&ドレステンですが、ハイティンクが同オケの音楽監督を任期途中で辞任することが公表されました。
なんでも後任の選出方法に納得いかなかったそうです。(後任者自体に不満はないそうです)
最上の組み合わせのように思えたこのコンビが早々に解消されてしまうなんて非常に残念に思います。
さて、これから横浜へ向かいますので、今日はこの辺で。
(レビューはもう少し待ってください)
5月23日
こちらではホトトギスが鳴き始めました。ウグイスもまだ鳴いてます。
さて、お待たせしました。
ハイティンク&ドレステン国立歌劇場管弦楽団の大阪公演のレビューをアップしました。よろしければ読んでください。
今月号の音楽現代に岩城宏之さんの特集が組まれています。オーケストラ・アンサンブル・金沢とヨーロッパツアーへ出かけたのに合わせたもので、これほどの文章量で彼のことを紹介した記事を読むのは久しぶりでした。
しかし掲載されている岩城さんの写真が正直やばいです。あと何年彼の音楽が聴けるのだろうか? と思ってしまいました。
先々週ここに掲載したモストリークラシックの件ですが、7月号の「今月の投資銘柄」に山本益博氏本人による訂正事項が掲載されていました。
そこにこんな記載が……。
「大植英次が大阪フィルハーモニー交響楽団の常任指揮者となってから(中略)同フィルの常任だった朝比奈隆が(後略)」
あの〜、大植さんは大フィルの音楽監督なんですけど……。朝比奈さんについては常任指揮者だった時代もあるようですが、山本氏が勘違いしたブル9の時は音楽総監督で現在は創立名誉指揮者の称号が贈られているんですが……。
こう言うのを何と言うのでしょう、恥の上塗り?
5月16日
まずは新譜情報です。
朝比奈隆と新日本フィルが2000〜01年にかけて行ったブラームスチクルスがfontecから発売されることになりました。
CD番号はFOCD9206/8、価格は4,725円(税込み)の3枚組みとなっています。気になる発売日は6月20日です。
「なぜ出ない」と言われ続けていたあの演奏がやっと日の目を見られました。発売が楽しみです。
それにしても前半に演奏した4つの協奏曲はダメなんですか? またこのコンビによるブルックナーも未発表の映像があるんですが……。(そう言えばベートーベンチクルスもあったな……)
えーっと、来日前はいろいろな憶測が飛びまくり過ぎたハイティンク&ドレステンですが、ハードスケジュールをものともせず、順調に公演を重ねているようです。
今から当日が楽しみで仕方ありません。(しかしあの騒ぎはなんだったんだ……)
祭りまであと3日。
5月9日
AOFさんとこのBBSに投稿されてあった話ですが、モーストリークラシック6月号の「今月の投資銘柄」に「大阪のシンフォニーホールの大阪フィル定期で、朝比奈が最も得意としていたブルックナーを大植が振るというので出かけていったが、管が不調でこれは空振りに終わった。」と記載されているそうです。
……あの〜、大植さんがブルックナーを振るのは早くて7月8日なんですけど……。
ねえねえ、産経新聞さん。御社にはドラえもんとコネクションでもあるのですか?
(10日に追記)
あ〜、判りました。該当記事を読んでみましたが、これはブラームスをブルックナーと書き違えているだけですね。お騒がせしました。
それでもベートーベンやブルックナーではいざ知らず、ブラームスに「朝比奈が最も得意としていた」という形容詞は付けないと思うのですが、どうでしょう。
えーっと、次の話題ですが、こちらは“拍手は指揮者が手を下ろしてから”から拾ってきました。(この方の文章はニフティ全盛の頃から好きでよく読んでます)
フランス国立放送管弦楽団がショスタコーヴィッチ生誕100年となる2006年に合わせて今年から交響曲チクルスを行うそうです。
そこでそれを担当する指揮者がマズア、ハイティンク、佐渡裕なんだそうです。
誰がどれを担当するのか非常に楽しみなんですが、私的予想ではマズアさんが1・4・7・12・13・15で、ハイティンクさんが6・8・9・10で、佐渡さんが2・3・5・11・14と読んだのですが、さてどうなることでしょう。
ちなみに今年はドボルザーク生誕100年で、来年はハルトマン・トゥーッカネン・トゥビン・ティペットなんかが生誕100年です。
5月3日
惰眠をむさぼっているうちに更新が1日遅れてしまいました。
さてさて「朝比奈一本勝負」のブルックナーを更新してみました。
内容は交響曲0番と交響曲以外全部です。
これでやっとブルックナーが終了いたしました。いや〜、2年も掛かるとは思いもしませんでした。これでやっと“仮オープン”の文字が外せます。
さて、次はどの作曲家へ行こうかな?
4月25日
今日、大植&大阪フィルとのレニングラードがFMでやってましたね。……実演で聴きたかったなあ。
もひとつ、ハイティンクとウィーンフィルとのマラ9がこれもFMで生放送されていました。心持ちなよっとしてた気もしますが、ハイティンクらしさ満点の演奏でした。
まったく健在で何より。はやく来い来いハイティンク!
今週も「朝比奈一本勝負」をライトに更新してみました。
内容はホノルル響とのブル4です。
0番とかミサ曲とかは来週にでもお届けできると思いますので、もう少し待って下さい。
4月18日
金聖響&大阪センチュリーによるブル4の演奏会ですが、先週の予告通り行けませんでした。楽しみにしてた方、どうもすみません。
さて、今週も「朝比奈一本勝負」を更新しました。
長いこと中断していたブルックナーの5番です。
新たにアップしたのは、東京響(95年)、大阪フィル(98年)、都響(00年)、大阪フィル(01年)の4枚です。
これでブルックナーの交響曲はほぼ押さえました。あとはその他の曲をフォローするのみです。すぐさま取り掛かりますので、もう少しお待ちください。
4月11日
すごい山奥。
お久しぶりです。なんとか生活のペースも掴めてきたので、更新してみようと思います。
まずは新譜の話題から、
ベルティーニ&ベルリン・ドイツ響とのマーラー第4番がブートで発売されるようですが、大変な名演だそうで期待大です。
しかしアリアCDさんの所へ許光俊氏からメールが届いて、メーカーにCD−Rの製作を依頼したとありますが、そうするとマスターテープを誰が用意したのかが非常に気になります。ね、許センセ?
さてさて、「朝比奈一本勝負」を更新しました。手始めは最近TokyoFMから発売された、新日フィルとのブルックナー4番(79年)と同8番(77年)です。よろしければ読んで下さい。
またfontecから出ましたN響とのベートーベン選集ですが、4番と5番をかろうじて聴けましたので、軽く寸評を。
4番が大変素晴らしいです、スケールの大きさはもちろんのこと、響きが充実していて特にリズムの良さがこの演奏を非常に瑞々しく彩っていました。
5番も良い演奏です。フレーズの最後をデクレッシェンド気味にするのがとても目新しかったです。
噂では大阪フィルとのマーラーが発売される、と囁かれていますが、この噂ももう1年くらい前から聞いていますので、交渉が難航しているようですが、ぜひとも実現して欲しいものです。出るとしたらきっと大フィルレーベルです。(74年のブル8もプリーズ)
あと朝日放送はシンフォニーホールでのブルックナーとブラームスをぜひともDVD化して下さい。お願い。
最後に、17日に行われる金聖響&大阪センチュリーのブル4ですが、とても行けそうにありません。しょぼーん。
3月28日
2年に1回くらい、こんなこと言ってるような気がしますが、割と重要なお知らせがあります。
現在、名古屋勤務となっていますが、4月からなんと! 静岡に転勤と相成りました……。
段々と大阪から離れていくような気がします。東京に到達する日もきっと近いぞ! _| ̄|○ 全然嬉しくない……。
てな訳で、安定した更新が出来るかどうか不透明になりました。
ゲリラ的に更新することはあると思いますが、生活が安定するまで更新が滞ると思われます。
ハイティンクのブル8は何としてでも行くつもりですが、金聖響のブル4は非常に微妙になりました。
こんな石田工房ですが、どうか見捨てないで下さいませ……。
音楽現代の4月号を買いました。特集に「北欧音楽の魅力」とあったのが購入動機なんですが、ステンハンマルの項にはお薦めのCDも併記されていて、一番楽しく読めました。あとトゥビンとペルトも良かったです。(北欧音楽もこのサイトの大きな柱のひとつだったこと覚えてますか? 私は忘れてました)
あと大阪センチュリーが紹介されていたり、CD評ではネコケンこと金子健志氏が朝比奈&新日フィルのエロイカを取り上げてたり(宇野功芳氏がCDの帯に書いたキャッチフレーズに付いても言及しています)、非常に面白く読むことが出来ました。
あと朝比奈&N響のベートーベン選集、買ったんですが、こんな状態なんで聴けてません。……ぐすん。
3月21日
おいっす!(おいっす!) 声が小さい!
ハルウララ、もとい、春うららな天候が春の到来を告げていますねー。
そこでマッタリとしようと思って、ロンドン交響楽団自主制作によるハイティンクとのブラームス:交響曲第2番(03年5月録音)を聴くことにしました。
……マッタリできませんでした。
表面上には鮮烈な部分がなく渋い響きでとうとうと流れる演奏でしたが、細部のこだわりがすごく、実に細かいところにまで注意を払っているのが良く分かるものでした。何より音符ひとつひとつに魂がこもっていて、引き込まれるように聴き入ってしまう演奏でした。
最近のハイティンクの充実振りが非常に良く伝わるCDです。
で、そのハイティンクですが、フランス国立管のコンサートをキャンセルした後は順調に指揮活動を行っているようで、心臓なんたらはデマだったようです。
この分だと5月の来日も大丈夫そうです。ひとまず安心しました。
結局、私は踊らされちゃった訳ですな……。反省。
そうそうロンドン交響楽団自主制作のCDでは他にブラームスの1番も発売されていまして、これも素晴らしい演奏だそうです。
それはそうと、朝比奈&新日フィルのブル4&8は危惧した通りまだ聴けてません。私生活の方でもマッタリできなくなりそうです。
3月14日
日本ブルックナー愛好会が発行した「ブルックナー音楽資料集 第2集」を愛好会から受け取りました。
何より演奏会記録、CD、書籍、の3つの項目に分けられたリストの凄まじさには度肝を抜かれてしまいます。まさに入魂の72ページ。
CDに関しては割と知っているつもりでしたが、これを読むと私などヒヨコ同然に思えてきます。世の中はまだまだ広いです。
「ぜひ欲しい」という方は、会員以外にも1部1500円(送料込み)で頒布していますので、石田(t_ishida@muj.biglobe.ne.jp)までメールを下されば詳しい方法をご連絡します。またアリアCDでも取り上げていますので、そちらもご覧下さい。
ALTUSからでたクナッパーツブッシュとウィーンフィルによるR.シュトラウスのアルプス交響曲を聴きました。
どんな怪物演奏かと期待したのですが、割とスマートな演奏でした。それでも山頂の描写ではテンポをグッと落として雄大な絵巻を展開していた辺りはさすがクナでした。
しかし録音に関しては“?”でした。低音と高音が引っ込んでいて音が前に広がってきませんでした。初出音源なので、比較するものがないため何とも言えないのですが、クナの演奏会は会場がざわついているのが常なので、妙に静かな聴衆が疑問に感じました。
ここでふと思い出したことがあり、録音スタッフの項目を見るとデジタル・マスタリングにオトマール・アイヒンガーとゴットフリート・クラウスの両氏の名前がありました。
やっぱり……。
盤鬼平林氏が毛嫌いする両氏の名前がありました。オーストリア放送協会提供と聞いて嫌な予感がしてましたが、ALTUSも彼らの呪縛からは逃れられなかったようです。
同時期に発売されたベームのブル7とフルヴェンのベト9にも彼らの名前がクレジットされていました。(残念ながらこれらも音質について及第点ではありましたが、決して良くはなかったです)
ちなみにオトマール・アイヒンガーとゴットフリート・クラウスについて平林氏はこんなことを述べています。
「彼の音作り=マスタリングがけっして良くなく、ときにはオリジナルの輝きをかなり失っている演奏も少なくないのが最近わかってきたのである。」
「いかに状態のいいオリジナルのマスター・テープを使用したとしても、アイヒンガー、クラウスのようなコンビが、製品化するさいに誤った加工をすれば、かえって何も手を加えていない非正規盤のほうが観賞用としてはふさわしい場合もある。」
(青弓社刊「クラシック、マジでやばい話」p39、p42より引用)
なんとかならないのでしょうか?
朝比奈&新日フィルのブル4&8は時間があれば来週にでも紹介したいなぁ……。(マジでやばいです)
3月7日
ヤバイくらいに忙しくて、ネタを拾ってくる時間やネタを作る余裕もありません……。
で、それではイカンと、這うようにしてEXTONから発売された朝比奈隆&日本フィルのブル7(68年)を聴きましたので、「朝比奈一本勝負」と「CD菜園s」を更新しました。よろしければご覧ください。
朝比奈一本勝負のブル5が長いこと止まっているのも十分わかっていますので、もうちょっとお待ちください。(CD菜園sの方もだいぶ溜まっているんですよね……鬱)
そうそう、宇野功芳超先生のライナーですが、相変わらずイカスものでした。でも今まであまり使ってない言い回しもあって、新しい功芳タンが垣間見れるような気がします。それも良き哉。
おまけですが、ミッコ・フランクの演奏会のチケットを取ったので、それを「コンサート道中膝栗毛」に登録しました。
2月29日
先週「嬉し〜い」と調子に乗っていたら天罰が下ったようです。
ハイティンクが心臓の病気でフランス国立管のコンサートをキャンセルしたとの情報が入りました。_| ̄|○
氏の早い快復を祈ります。
話は変わって、大植&大フィルによるチャリティーコンサートの話題です。
日本ライトハウスさん主催によりシンフォニーホールで開催されます。日時は4月16日(金)19時開演。
気になる曲目は
・ベートーベン…エグモント序曲
・モーツァルト…ヴァイオリン協奏曲第3番(独奏:和波孝禧)
・マーラー…交響曲第1番「巨人」
となっています。大植&大フィルコンビによるマーラーが最大の目玉になると思います。
料金は特別席7,000円、一般席4,000円となっていますので、興味がお有りの方は足を運んでみて下さい。
詳しくは日本ライトハウスさんのサイト内に告知がありますので、それをご参照ください。
朝比奈&新日フィルのブル4・8ですが、発売日が公表されました。両方とも3月19日の発売です。
それで先日発売された朝比奈のブル7ですが、買ったはいいけど例によってまだ聴いてません(笑) 誰か時間をちょうだい……。
2月22日
ハイティンクの大阪公演、チケットゲット! 嬉し〜い。さて、問題は当日どんな言い訳をして会社をふけるかですな(笑)
早速ですが、コンサート道中膝栗毛に「井上道義/ローマの松」をアップしました。鮮度ピチピチとなるように書きましたので、よろしければ読んで下さい。
その他にもチケットを購入した演奏会を登録しました。
そうそう、この前の大植&大フィルのレニングラード、噂によればレコード会社による録音がされていたとのことです。なかなかハイグレードな演奏だったらしいので、聴くに聴けなかった私にしたら是非ともCD化して欲しいものです。
2月15日
コンサート情報です。
ミッコ・フランクがベルギー国立管弦楽団を連れて日本へやってきます。
日程は
・6/27 東京オペラシティコンサートホール
・7/02 東京芸術劇場 大ホール
・7/04 大阪ザ・シンフォニーホール
となりますが、曲目はジャニーネ・ヤンセン(Vn)とのチャイコフスキーの協奏曲しか決まっていません。
超個性的(もしくは異常)と評される彼の音楽を一度生で聴いてみたいと思っていましたが、日曜日に大阪で演奏会を開くそうなので、早速行ってみたいと思います。
ちなみにミッコ・フランクがどんな人なのかは、こことここの下の方をご覧になれば、その鱗片がうかがえると思います。
2月8日
いきなりですが、もしお使いのブラウザでアドレスバー(URLを表示する所)を表示されている方はそこをご覧になって下さい。
http://symphonie.org/
と、表示されていることにお気づきでしょうか?
そうです、石田工房の交響曲の部屋は独自ドメインを取って、この度独立することとなりました(パチパチ)
ですので、大変申し訳ありませんが、このサイトをブックマーク(お気に入り)に登録されている方は変更をお願いいたします。
ホントは半年近く前からすでに新しいドメインで運営していたんですが、気が付いてました?
体裁を整えるのに時間を食ってしまいました。
(ドメイン自体も4年前から取得していたものなんですよ)
と、言う訳でこれからも石田工房をよろしくお願いします。
2月1日
知ってます? あのハイティンクがドレステン国立歌劇場管弦楽団を連れて日本にやってきます。
・5/15(土) 愛知県芸術劇場 モーツァルト…交響曲第41番「ジュピター」、R.シュトラウス…英雄の生涯
・5/19(水) 大阪ザ・シンフォニーホール ブルックナー…交響曲第8番
・5/21(金) 東京サントリーホール ブルックナー…交響曲第8番
・5/22(土) 東京サントリーホール ウェーベルン…パッサカリア、ハイドン…交響曲第86番、ブラームス…交響曲第1番
ブル8ですぜ、旦那。
ハイティクのブル8が国内で聴けるなんてチャンス、この先あるかどうか分かりませんよ!
しかし、どうして土曜日にブル8をしてくれないんだっ、行きたくても行けないじゃないか、ううっ(むせび泣き)
さてさて先々週、ここに朝比奈協会のことを書きましたが、無事に更新の案内が届きました。お騒がせしてどうもすみませんでした。
で、会報で説明するようハガキで要求した事項について、まあまあ(と言っても半分くらいですが)答えていたので、まあ良しとすることに自分の中で決めました。
でも最後にちょっとツッコミを入れたいと思います。
限定100枚の理由として、朝比奈会時代に会員数200〜300に対して70枚ほどの申し込みだった事が挙げられていますが、結成して1年経っていない、構成員全員がHOTな現在の協会と、会誌も録に出せない当時の朝比奈会と比較する方が間違っています。
また朝比奈会が最後に自主制作盤を出してから何年経ったと思っているのか、朝比奈氏に対する評価が大きく変化していることを想像できなかったのでしょうか? 存命中なら「また演奏してくれるだろうさ」と思えますが、氏が死去された今現在、残された演奏の貴重さは誰もが想像できることです。
考えが甘すぎます。
続いてお金の話に入っていきます。
まず収入の部としてのCD代金(送料分含)326,550円ですが、1枚が2,000円+送料500円(2枚まで)なので、100枚に対して130枚の注文(1,550円余るので、3枚以上の注文者が少なくとも2,3人)があったことになるので、30余名に配布出来なかった、という記述はあっています。
ただCD代金返金が100,000円なので、配布されなかった人は全員が各1枚の注文なら40名だったと思われます。(2枚注文の人が5or10人の可能性有)
さて肝心のCD制作費が100枚で154,770円(1枚1,547円)と計上されていますが、未配布者への返金作業にCD代金返金+振込手数料で103,510円掛かっています。つまり返金作業の費用に51,260円追い金をすればもう100枚のプレスが出来た、ということになります。(仮に40枚で割っても1枚当たり1,369円の増、つまり1枚3,369円となり、会報の5,000〜10,000円と言う記述は誤りとなります)
これだと協会は60枚の在庫を抱えることになりますが、元より1枚400円近い利益を上げていることと、03年度の繰越金が315,352円と言うことから、もう100枚追加プレスすることに問題はほとんどないと思われます。
つまり返金作業は協会と協会員双方の郵便振替手数料分だけまったくの無駄になってしまったのです。(これには郵便局へ足を運ぶ手間は考えていません)
協会の執行部にはもうちょっとおつむを捻って欲しかったものです。
まあ追加プレスを検討しているそうですから、ハガキを出して見ようとは思います。もし協会員以外で希望なさる方がいらっしゃるなら、住所・氏名を明記したメールを石田(t_ishida@muj.biglobe.ne.jp)まで送って下されば、希望枚数に計上いたします。
……ちょっと粘着しすぎですか?
1月25日
新譜攻勢が続いて、嬉しい悲鳴の連続です。
・朝比奈&NHK響/ベートーベン…交響曲第1,3,4,5番
フォンテックより3枚組CDとして3月21日発売。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
1&3番は67年、4番は95年、5番は94年の演奏となります。
・クナッパーツブッシュ&ウィーンフィル/R.シュトラウス…アルプス交響曲
52年の演奏がALTUSより2月25日発売。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
クナのアルプスなんて、いったいどんな超重量級の演奏になっているのでしょうか? すげえぜALTUS。
・ヨッフム&バンベルク響/ベートーベン…交響曲第6&7番
82年の来日公演が各1枚ずつ、TDKより2月20日発売。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
最晩年のヨッフムは素晴らしいの一言です。
・宇野功芳&アンサンブルSAKURA/シューベルト…交響曲第9番「グレイト」
品番は不明ですが、03年8月9日の演奏で3月20日発売。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
トンデモ演奏どんと来い(笑)
これらのディスクが全て国内のレーベルから発売されると言うのが素晴らしいじゃないですか。(4つ目はまあアレだけど)
他にはバルビローリ&ニューヨークフィルのシベリウス交響曲第1番とか、尾高忠明&札幌響のベートーベン交響曲第9番とかも楽しみな情報です。
詳しくはここをご覧になって下さい。
え〜っと
先日発売された朝比奈10枚目となる新日フィルとのベートーベン交響曲第3番「英雄」を聴いてみました。
詳しくは例のコーナーでそのうち取り上げるつもりですが、繰り返しは省略されていて、悠久の流れを感じさせるものではありませんが、スケールは非常に大きく、音楽の造型は厳しくかつ力感に満ちたものでした。フィナーレの盛り上がりはなかなかのものです。
また同時期の大フィル盤に比べて響きは流暢で整頓されたものですが、大フィル盤にあった熱狂的な音楽的高まりはやや薄いと感じましたので、一長一短だと思います。
またこのCDの帯に書いてありましたが、
・ブルックナー…交響曲第4番(新日フィル・79年)
・ブルックナー…交響曲第8番(新日フィル・77年)
がそれぞれ2月に発売予定として挙がってしました。
それにしても「フラブラ禁止公演!」とキャンペーンを張るのはどうかと……。(まあ日本人らしいと、言えますが)
1月18日
初めての方も、常連の方もこんにちは。
とにかく自分の心に正直にやってます石田工房です。毒舌も音楽への愛あるからこそです。それでも「お前、何様やねん……」と言われないよう、謙虚さは忘れないよう肝に銘じております。
それにしてもやっぱり、拍手は指揮者が手を下ろしてから、でしょう。(リンク貼った方が良かったかな?)
さてさて
朝比奈隆のCDですが、TokyoFMとEXTONの詳細が判りました。
・ベートーベン…交響曲第3番「英雄」(新日フィル・77年)がTokyoFMより1月25日に発売 (参考:HMV)
・ブルックナー…交響曲第7番(日本フィル・68年)がEXTONより2月18日に発売 (参考:HMV)
「英雄」の方はハイドンの交響曲第10番(79年)がカップリングされています。ちなみにブル7のライナーノートは功芳タンです。
そう言えば、朝比奈協会から会員の更新案内来ました? 私の所にはまだ来てません。モツレクの件で盛大に非難した手紙を送りつけたから、思いっきりハブにされてるのかな? もし違うのなら(別にハブでも良いけど)いよいよ活動内容に赤ランプです。(あ、モツレクはまだネットに流れてるみたいですよ)
1月11日
おかげさまを持ちましてこのサイトも閉鎖、じゃなくて2万ヒットを記録することが出来ました。
これも偏(ひとえ)にこんな拙いサイトを訪問して下さる皆様のお力添えがあってのことだと思います。誠にありがとうございます。
これからも更なる発展を目指し日々邁進……はしないと思いますが、マイペースで進んでいきたいと思います。これからもよろしくお願いします。
ちなみに2万のメモリアルナンバーを踏んだのは我流!!クラシック批評の森のオーナー氏でした。おめでとうございます。
ここ1ヶ月以上クラシックのCD1枚聴けないというクラヲタにとってはゆゆしき状態です。何とかしたいものです。
1月4日
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。新年もまたよろしくお願いいたします。
新年早々から、マイペースの更新頻度でやってます。
で、2004年最初の更新は、色々とヒジでこづき回されていましたが、やっとこさコンサートの感想を書きました。
・広上淳一&大阪フィルの第9
・佐渡裕&大阪センチュリーの第9
よろしければ読んで下さい。
それにしても、やっぱりベートーベンっていいわぁ。
その他、色々と準備中。