玄 関 口 【CD菜園s】 【コンサート道中膝栗毛】 【朝比奈一本勝負】

過去のひとこと(2009年版)


 2009年に書いた「ひとこと」を並べています。よろしければ読んでください。

12月28日
 2ヶ月に1回が更新ペースだと思われるのもナニなんで、更新します。
 コンサート道中膝栗毛に年末の第九の予定を上げていますが、嬉しいことに年末ギリギリまで働かしてくれるそうなので(泣)、行けるかどうか微妙な状況となりました。
 現に、佐渡&センチュリーの方は行けませんでした(3年連続だ……ort)
 大フィルの方は何としても、何としても、行きたいであります……。
 
 個人的な話はここで置いておくとして、朝比奈さん関係でまだここに書いたことがないCDがありましたので、ご紹介したいと思います。
 
日本SP名盤復刻選集4
 今年の6月24日に発売された7枚組みのCDです。この中の1枚目3曲目に朝比奈隆指揮、関西交響楽団によるブラームスのハンガリー舞曲第5番(1953年)が含まれています。
 この選集の第1弾に“ジャワの唄声”が収録されていたのを覚えている方も多いと思います。今回はその第4弾となります。
 今回は1953年10月11日に大阪府立夕陽丘会館で録音されたSP盤の復刻で、イースターレコードから発売されていた演奏です。
 レーベルは日本音声保存、カタログ番号はANOC6137A、発行は(財)ロームミュージックファンデーション、既に発売されています。
(参考リンク:HMVTOWERamazon
 
 イースターレコードのSP盤で、朝比奈&関西響による演奏としては、ハンガリー舞曲と同日に収録されたJ.シュトラウス二世の“美しく青きドナウ”があるのですが、今回は収録されておりません。(残念無念)
 ちなみに、関西響との演奏で他に残されているものとしては、「ピアニスト金澤益孝の思い出」という自主制作CDか、去年の12月に発売されたDVD「最後のベートーヴェン交響曲全集」(NHKエンタープライズ)のボックス購入特典に収録されている“大映映画「山猫令嬢」よりエグモント序曲”ぐらいだと思われます。
 非常に貴重な演奏の復刻だと言えます。是非とも続けて“美しく青きドナウ”も復刻して欲しいものです。
 
 運が良ければ、年明けすぐにでもリープライヒ&大フィルのレポートをお送りしたいと思います。
 それでは良いお年を!

12月13日
 サンタクロースを信じられなくなったなら、次はあなたがサンタクロースになる番なのだ。
 
 と、3ヶ月も失踪(放置)していた私が偉そうに言うのもなんですが、12月になってしまいました。
 未だにサンタを信じているという悪い子の私にも、少し気の早いでっかなクリスマスプレゼントがやって来ました。
 
・ブルックナー…交響曲第8番 朝比奈隆&大阪フィルハーモニー交響楽団
・ベートーベン…交響曲第3番「英雄」朝比奈隆&ベルリン・ドイツ交響楽団
 
 予想通りの展開だと思ったでしょうが、その通りです。朝比奈さんの新譜が発表されました。
 
 まず、ブルックナーの方ですが、これはブル8の名盤で有名な1994年7月24日サントリーホールにさかのぼること15日、同月9日ザ・シンフォニーホールでの演奏です。この演奏会は朝比奈隆86歳バースデーコンサートでもありました。
 またこの演奏は、かつて朝日放送で放送されたことがあるので、今回のソフト化はそのテープを使用したものと思われます。
 メディアはDVDなので注意してください。レーベルはTobu Recordings、カタログ番号はTBRDVD1002、発売日は12月26日、となっております。
(参考リンク:HMVTower
 
 続いて、ベートーベンの方はベルリン・ドイツ交響楽団(共演時は西ベルリン放送響)との演奏です。
 1989年9月24日にベルリンのフィルハーモニーで演奏されたもので、第39回ベルリン芸術週間にちなんだ物です。FMで放送された演奏なので、当時のエアチェックテープを大事にされている方も多いと思います。
 メディアはCDです。レーベルはWeitblick、カタログ番号はSSS0104、発売日は2009年12月26日、となっております。
(参考リンク:HMVTower
 
 CDの方は海外でも発売するためか、レーベル名が違いますが、両方とも東武レコーディングズです。特にCDは“朝比奈隆ヨーロッパ・ライヴ第1弾”と銘を打っていることからも判りますように、朝比奈さんが海外オケと行った演奏を順次リリースする模様です。
 その気になるラインナップは、と言いますと、
 
・ブルックナー…交響曲第6番(トーンキュンストラー管弦楽団)
・ハイドン…交響曲第92番、99番(ベルリン・ドイツ響)
・シュトラウス…アルプス交響曲(ベルリン・ドイツ響)
・ベートーヴェン…交響曲第4番(スウェーデン放送響)
・ショスタコーヴィチ…交響曲第1番(エーテボリ交響楽団)
 
 ……思わず涎が出そうになりました。朝比奈さんは海外オケとの共演数の多さがダントツ(申請すればギネスブックに載るくらい)でありながら、CD化される演奏がほとんどない状態でした。今、入手可能なものはシカゴとのブル5ぐらいでしょうか? 
 
 東武レコーディングスは、新星響との悲愴のリリースから始まり、今まで「内外の名演をご紹介すべくこれからも果敢に挑戦して参ります。」の言葉通りの活動をされていて、今回はついに「内外」の「外」に挑戦してくれました。
 東武レコーディングズさんグッジョーーーーーーーーーーーーーーーブ!!
 この不景気の最中ですが、クラシックCDの火を消さないためにも、みんなで支えて行こうではありませんか。みんながサンタクロースになろうではありませんか。
 
 サンタクロースは本当にいるんだよ、バージニア。

9月23日
 ものすご〜〜〜〜〜く久しぶりの更新ですが、特にネタがあるわけではないんです、ハイ。
 ただ、年末の第9のチケットが取れましたので、その情報をアップしたかっただけなんです。(あ、佐渡&センチュリーと大阪フィルの2公演です)
 ここ数年、チケットの発売日を忘れていて、争奪戦が惨憺たる結果に終わっていましたので、今年は事前にチェックを入れて、万全の態勢で望みました。
 結果、どちらも10時1分以内にはチケットセンターに繋がって、「よっしゃ!」とガッツポーズでした。その甲斐あって、佐渡さん&センチュリーは文句なしの一等席をゲットできました。が、大阪フィルは2階の割と隅の方となりました……。グスン。
 チケットぴあでは端の方でしか取り扱ってなかったのでしょうかねー。先行発売もなかったはずなのに……。
 まあ、悔やんでも仕方ないので、精一杯楽しむことといたします。

7月26日
 既にご存知の方も多いとは思いますが、指揮者の若杉弘さんが7月21日にお亡くなりになりました。享年74歳。
 私にとっては大阪フィルのミュージック・アドバイサーとしてなじみが深い人でしたが、結局3回しか若杉さんの演奏を聴くことが出来ませんでした。
 
2001年4月14日 バッハ…マタイ受難曲/大阪フィル
2001年12月30日 ベートーベン…交響曲第9番/大阪フィル
2000年9月14日 ベートーベン…交響曲第5番/大阪フィル
 
 思い出深いのは、巨大な曲をひとつひとつ丹精に積み上げて真摯なドラマを築き上げたマタイ受難曲と、朝比奈さんが亡くなった次の日に行われるという異様な雰囲気の中で行われた年末の第9です。 あと、鳴り物入りで始まって、最後めっちゃ尻すぼみに終わったN響とのブルックナー……。
 若杉さんの音楽作りは、感情を爆発させる等の奇をてらうものではなく、一見地味なものではありましたが、真面目かつスマートで何時でも安心して聴いていられるものでありました。
 もう後10年ご存命だったら、誰もが唸るような指揮者になったと思うだけに、非常に残念で仕方ありません。
 若杉さんのご冥福を心からお祈りいたします。
 
 日本指揮界の長老格は外山さんだけになってしまいましたね……。

7月19日
 朝比奈隆さん101歳の誕生日となるはずだった7月9日に遅れること2日、7月11日になんと石田工房のアクセスカウンターが10万ヒットを迎えることが出来ました〜。(ワ〜イ、パチパチ〜)
 当サイトにとって非常にめでたい日に前後して、大きな節目となるアクセスを頂けるとは夢のようです!(ワ〜イ、パチパチ〜)
 2008年10月18日に10周年を迎えたに続き、とってもとっても嬉しく思います。これも日頃からご訪問くださる皆様あってもことです。深く深く御礼申し上げます。
 クラシック音楽情報サイトとして(最近何をやっているのか、私自身良く分かってないですが)更に精進を重ねて行きたいと思いますので、変わらぬご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。

6月21日
 あっと言う間に6月です。ご無沙汰しておりました。
 今日は夏至とのことでかなり遅い時間まで空が明るかったですが、クラシックCD業界はどうなんでしょうか?
 と言う訳で、早速朝比奈さんのCD情報をお送りしたいと思います。
 
ブルックナー…交響曲第8番(2001年名古屋ライヴ)
 指揮はもちろん朝比奈隆、オケは大阪フィル、レーベルはエクストン、カタログ番号はOVCL00389、メディアはCD、枚数はブル8なのに1枚です。気になる発売日は7月23日となっております。
 これは大阪フィルと2001年2月21日に愛知県芸術劇場コンサートホールで行いました演奏会のライブ録音です。ご記憶の方もいると思いますが、以前CDとDVD−Aの2枚1組で2004年12月8日に発売されたもの(OVCL00199)からCDだけを抜き出したものです。
 音質に手が加えられている可能性は低いですが、そこは実際に買って(笑)確認したいと思います。
 演奏自体は手前味噌ですが、朝比奈隆 無制限一本勝負のブル8の項をご参照して頂けたら幸いです。
(参考リンク:HMVTower
 
 
 発売が延期され、少しヤキモキさせた新日フィルとのベートーベンDVD全集ですが、無事に発売されてやれやれです。
ベートーベン…交響曲全集(映像監督:実相寺昭雄)
(参考リンク:HMVTower
 これにはシリアルナンバーが打たれているのですが、1000番中0002番って結構自慢して良い番号ですか? えへへ。(たまたま手に入れた番号で図に乗るな)
 
 それではまた。

4月12日
 桜が散り始める4月中旬となりました。へーくしょい! ずるずる。今度はヒノキか。
 あ、すみませんでした。今週の朝比奈さん情報は、東武レコーディングズからの大物です。
 
ベートーベン…交響曲全集(映像監督:実相寺昭雄)
 新日本フィルと行った朝比奈さん4回目のベートーベン全集がDVD3枚組みで発売となります。
 レーベルはTobu Recordings、カタログ番号はTBRDVD1001、メディアは先も言いましたがDVDの3枚組み、気になる発売日は4月30日となっております。
(参考リンク:HMVTower
 
 この全集は06年3月20日にフォンテックからSACDで復刻されていましたが、実相寺監督が撮影した映像の方は、91年にLD(レーザーディスク)で発売され、そして何故か鹿島建設から非売品のVHSで頒布されたきりで、LD廃盤後はまったくお目に掛かれない状態が続きました。
 それが今回、リマスターを伴っての嬉しい復刻となりました。東武レコーディングズ、Good Job!
 重複しますが、フォンテックのSACDとは同一演奏・別マイクです。9番だけは12月14日の演奏となり、全く別の演奏です。
 またシリアルナンバー入りの愛蔵家仕様(限定発売)となる模様です。
 ジャケット写真は朝比奈さんが文化勲章を受章した時の写真ですが……、レイアウトが正直言ってセンスの古いオピニオン雑誌の表紙みたいです(笑)
 
 実相寺監督による映像はベートーベンだけでなく、ブルックナー他多岐にわたって撮影されたものが残されており、これを起爆剤として残りも何とか陽の目を見せて欲しいと思います。
 
 
 そう言えば、今年はエイプリルフールネタを仕込むの忘れてた。

3月1日
 春の足音が聞こえてくる3月となりました。へーくしょい! ずるずる。
 あ、すみませんでした。今週の朝比奈さん情報は、ビクターからのXRCD盤による復刻です。
 
ベートーベン…交響曲第3番「英雄」
 オケは大阪フィル、録音年月日は1977年10月6日の演奏です。
 レーベルはビクター、カタログ番号はJMXR30007、メディアはCD(XRCDシステムによる製作)、気になる発売日は3月25日となっております。
(参考リンク:HMV
 
 この演奏は大阪フィル創立30周年記念東京公演のもので、朝比奈さん2回目のベートーベン全集からの単売となります。宇野功芳氏が大絶賛して有名になったディスクですね。
 あの熱い演奏がどのような音質になるのか大変楽しみであります。
 
 今週はこのへんで。

2月15日
 さてさて、先週のXRCD盤ブル7につづき復刻情報です。
 
大栗裕:Brass & Wind Works/朝比奈隆他&大阪市音楽団
 レーベルは東芝EMI、カタログ番号はTOCF90011、発売日は4月22日です。
 朝比奈さん単独のCDではなく、他に木村吉宏さんの名前も指揮者として挙がっています。
 現時点で、曲目等の詳細は不明ですが、朝比奈さんが大阪市音楽団を振った大栗さんの曲としては“大阪俗謡による幻想曲”“吹奏楽のための小狂詩曲”が東芝EMIから出ていたCDにあるので、これらが収録されるものと思われます。詳細は判り次第、当欄でお知らせします。
(参考リンク:HMV
 
 いきなり暑い日が2日ほど続いてビックリしましたが、急激な気候の変化でインフルエンザ等に罹らない様、お互いに気をつけましょう。
 
(2月22日追記)
 上記のCDですが、詳細が掴めました。
 曲目は
1. 吹奏楽のための小狂詩曲
2. 吹奏楽のための神話〜天の岩屋戸の物語による
3. 巫女の詠えるうた
4. 仮面幻想
5. 吹奏楽のためのバーレスク
6. 吹奏楽のための「大阪俗謡による幻想曲」
 となっており、以前発売されていた「ジャパニーズ・バンド・ミュージックVol.14 大栗裕作品集」と同じ構成となっております。(ちなみに朝比奈さんの指揮は1.と6.です)
 違いは新素材を使用したHQCDとなることぐらいの模様です。

2月8日
 復刻情報です。
 最近、次々とXRCD化されている朝比奈さん2回目のブルックナー全集(ビクター盤)から8・9・5番に続き、7番のXRCD化が決定しました。
 
ブルックナー:交響曲第7番/朝比奈隆&大阪フィルハーモニー交響楽団(1983)
 録音は1983年9月13日、場所は東京カテドラル聖マリア大聖堂、レーベルはビクター、カタログ番号はJMXR30006、そして気になる発売日は2月25日となっております。
 これは以前、タワーレコードから復刻されたブルックナー選集に収録された演奏(1980年9月26日東京カテドラル)とは別物ですので、注意してください。(私もこの前間違えましたので、偉そうには言えませんが)
 さて、この一連の復刻もあと4番を出せばメジャーなナンバーは出てしまうのですが、残りの1・2・3・6番はどうなるのでしょうかねー。出来れば出して欲しいのですが……。売り上げ次第でしょうか。
(参考リンク:HMVTower
 
 
 前回、前々回の更新で、年末の第9のレビューを書き上げたせいか、無性にベートーベンが聴きたくなって、朝比奈さんのエクストン全集(SACD盤)を聴き倒してみました。
 やっぱり、大植さんや佐渡さんと全然違いましたわ。
 何より音楽の腰がどっしり据わっていて、徹頭徹尾揺るぎがない。響きも凛としていて巌のようですが、音色は透明で暖か味を感じさせる美しさがありました。
 そして第1楽章の冒頭から終楽章コーダまで、長い坂道を一歩ずつ登りつめ、クライマックスで山の頂に立つような見事な構成力。段違いのカタルシスでした。
 もう、こんな指揮者現れないのかな……。
 
 おっと、湿っぽくなってしまいました。折角ですから、SACD盤の音質についてもひとこと。
 全集の元になった演奏は、同時期に複数会場で録音された演奏をそれぞれ別のCDにしてリリースしたものでした。そのため、オーディオ的にはそれぞれの会場独自の音響(ホールトーン)や使用マイクによる音の違いがあって非常に面白いものでした。
 しかし今回は全集として音質の統一感を出すため、上手に手が加えられております。そのためか、演奏会場の座席に座っているかのような臨場感を期待してはいけませんが、弦楽器の弓のアップダウンが想像出来るような生々しさはCDよりアップしてます。それに、耳を思い切り凝らせばフェス等のホールトーンを感じることも可能です。
 また演奏の瑕っぽいものについても、CD盤の時点でかなり修正はされていましたが、SACD盤では入念に施され、ライブっぽさはあまり感じさせません。そうそう、演奏直後の盛大な拍手と歓声は残ってますので、「これ、俺の声なんだよな〜」と言う御馬鹿さんは喜んで下さい(笑)
 結論として、かなり良いリマスターだと思います。が、全集に使用されなかった演奏がありますし、前述のようにCD盤から消えてしまった成分もありますので、両方大事にしたいと思います。
 
 それでは今週はこの辺で。

2月1日
 ついこの前、新年が明けたと思ったら、もう2月ですよ。あっと言う間に1年の1/12が終了していまいました。
 
 さてさて、今更お待たせしましたも、へったくりもないんですが、
大阪フィルハーモニー交響楽団「第9シンフォニーの夕べ」(2008年12月29日)
大阪フィルハーモニー交響楽団「第9シンフォニーの夕べ」(2008年12月30日)
 やっとこさ書き上げましたのでアップいたします。
 1日目と2日目で大きな違いはありませんでしたので、2日目の分は両日の違いと、最後のアンコールの部分について書いています。もし興味が湧いたのあればご閲覧ください。

1月18日
 やっと冬らしく厳しい朝晩の冷え込みがやって来ましたが、心はいつもホットでいたいと思います。
 
 と、言う訳でお待たせいたしました。
佐渡裕&大阪センチュリー交響楽団「21世紀の第九」(2008年12月28日)
 レビューをアップしましたので、鬼も嘆く去年の演奏会の話題ですが、もしよろしければご閲覧ください。
 気が付けば、1年ぶりとなるメインコンテンツの更新です(苦笑)
 
 さて、この他にもリンク集の追加を行いました。
クラシック名盤試聴記
 ご自身も打楽器を演奏なさるサイト主によるCDの批評録です。
 現在、ベートーベン、マーラー、チャイコフスキー、シューベルト等の交響曲と、ストラビンスキー等の管弦楽曲がメインとなっています。それぞれの曲でリストアップされているCDも名盤が揃っているので、CD選びの参考になると思います。
 まだ生まれたてのサイトで、これからどんどんレビューが上がっていくと思います。更なる発展が非常に楽しみなサイトです。
 
 この他にも、リンク先のアドレスが変わっていたものを修正しました。こちらは2年ぶりの修正でした(苦笑)
 
 最後となりましたが、大植&大阪フィルのコンサートレポートも書き上げ次第アップしますので、もう少しお待ちください。

1月4日
 あけまして、おめでとうございます。
 
 昨年は皆様のおかげでサイト開設10周年を迎えることができ、また嬉しくも朝比奈隆生誕100年にも当たり、大変変化に富んだ一年を過ごすことが出来ました。
 昨今、何やら非常に景気の悪い話が増え、日本のクラシックも大きな変化を求められる年になるかもしれませんが、新年も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
 
 
 さて、堅い話はここまでにして、目出度いことに新年早々新譜の情報です。
 去年の12月5日発売された、ブルックナーの8番・9番に続き、ビクターから5番の復刻が発表されました。
・ブルックナー:交響曲第5番/朝比奈隆&東京都交響楽団(1980)
 レーベルはビクター、カタログ番号はJMXR30004、XRCD(通常のCDプレイヤーで視聴可能)による2枚組みとなります。
 また演奏日は1980年9月3日、場所は東京カテドラル聖マリア大聖堂となっております。
 これは朝比奈さん2回目のブルックナー全集(ビクター盤)に収録された演奏のXRCDによるリマスター盤の分売となります。
 この調子で、残りの7曲もXRCDで出してくれないかな〜、なんて思います。
(参考リンク:HMVTower
 
 
 去年は朝比奈隆生誕100年ということで、数多くのCD等が発売されましたが、大阪フィルもこれを祝う演奏会を開催しました。
 この度、その演奏会の模様がリリースされることになりました。
・ブルックナー:交響曲第9番、モーツァルト…ピアノ協奏曲第23番
 管弦楽は大阪フィル、指揮は大植英次、ピアノ独奏は伊藤恵です。
 メディアはSACDハイブリッドの2枚組み、レーベルはフォンテック、カタログ番号はFOCD9417、発売日は2月20日となっております。
 朝比奈さんって、伊藤さんとモーツァルトのピアノ協奏曲23番やったことあったっけ? と思わないこともないのですが、大植&大阪フィルのCDは2年ぶりなので、大いに期待したいと思います。
(参考リンク:HMVTower
 
 
 さてさて、ここで大植さんの話題も出たことなので、年末の第九のレビューへ軽やかに繋げるのが美しい所ですが、新年早々、例のよって例のごとく、まだ書きあがっておりません。<(_ _)>スマン
 書き上げ次第順次アップしていきますので、どうかご容赦ください。
 
 それでは、2009年も石田工房をよろしくお願いいたします。


最新の「ひとこと」へ戻る