ここではインタビューやスピーチなど朝比奈本人の肉声が聴けるものを挙げています。
他のコンテンツを更新した際に特典盤や余白に収録されたものがあったときに更新しますので、これだけがアップされることは余りないと思われます。
1985頃 | − | 収録場所不明 | − |
LP (17cm) | 朝日放送(Victor) | PRA-11335 | 非売品 |
内容について
1985年に行ったベートーベンチクルスのセット券購入者のみに配布された特典盤「ザ・シンフォニーホールの朝比奈隆」に含まれているもの。 ベートーベンのシンフォニーを「怖ろしい」と表現する。さらに「100%の演奏はなかなか出来ないが、それを目指して一歩でも近づきたい。しかし曲が解れば解るほど、あれもしたいこれもしたい、と思うようになり、やればやるほど難しくなる」と話す。 「ベートーベンの9つのシンフォニーを短い間ですることに意味がある。(85年のチクルスが)収録されると自分にとって3回目の全集となるのが非常にありがたい。これが私の最後の仕事となるので、最後のつもりでやらせてもらう」と決意を語るが、「欲が出てもう一回となるかもしれないが」とこれでやめる気などさらさらないことも漏らすあたり正直で面白い。 |
1988.11-89.3の間 | − | 収録場所不明 | − |
カセット | アフィニス音楽財団 | 番号なし | 非売品 |
内容について
アフィニス音楽財団が無償で発行する「アフィニス・サウンド・レポート」の創刊号に収録されたインタビュー。(ちなみに朝比奈はこの財団の理事に名を連ねていた) 「若い人が演奏会に来てくれるのがありがたい」と語り、マーラーは同業者(指揮者)だから指揮者にとって解りやすいが、ブルックナーは何をやったらいいのか解らない、だから一所懸命に曲へ突っ込んでいくと話す。 さらにマーラーの交響曲について、2,3,9番が良い、そして2番や3番のような長い曲でお客を退屈させないように演奏しなければならない、とも語っている。 |
1992.5.14 | − | 東京オークラホテル | − |
CD | Victor | VICC-40190/9 | 全集 |
CD | Victor | VICC-60281/91 | 全集 |
内容について
ビクターのブルックナー全集の特典盤として配布されたもので、追悼盤として発売された全集セットには最初から付属されていた。 宇野功芳を相手にブルックナーについて0番から9番までそれぞれの思い入れについて語っている。時には熱く机を叩きながらの対談となり、内容はその他にもブルックナーの独自性や日本の聴衆の良さにも言及していて、聴き応えのある50分弱のインタビューとなっている。 |